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Louis FAGLIN  Paris -1899

カフスボタン、又はカフリンクスとはドレスシャツやブラウスの袖口を留めるための装飾です。もともと“ドレスシャツ”と呼ばれるアイテムが生まれたのは16世紀。初めは袖口の穴にリボンやひもを通して袖口を止めていました。ルイXIV世が代表する17世紀フランスはもっとも王室が富んでいた時代。王様や貴族達はフリル付きのシャツや贅沢な衣装で身を包み、この時代に<スリーブボタン>が導入されました。フランスの文化がヨーロピアンファッションのトレンドセッターの役割を担います。この頃より袖口に付けるカフスボタンは ”実用性“ から “エレガントな装飾品” に生まれ変わって行くのです。初めは石と石を貴金属のチェーンでリンクするスタイルから始まり、カフリンクスと言う言葉も生まれました。1840年ころには “フレンチカフス”、通称 “ダブルカフス” と呼ばれるシャツが導入され、貴族達を喜ばせ、トレンドとして広まって行きました。

 

ナポレオンIII世の時代であった1899年、Louis Faglin は貝の産地であったゴネス市に工場を創業し、貝ボタンや貝殻を利用したカフリンクスを数多く生産しました。1924年には工場のオーナーの一人であったBoyer氏が、Tバーと呼ばれるシステムを発明し、取り付け易いカフリンクスとして発表されます。そしてこのTバーシステムがカフリンクス定番の原型となり、男性のエレガンスに欠かせないアイテムとなって行きました。

 

 

ルイファグラン カフス パッケージ
カフリンクスの由来と歴史的背景

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